蔵 外観

■名称 八丁味噌本社蔵
■構造及び形式 木造二階建、瓦葺、建築面積463平方メートル
■所在地 愛知県岡崎市八帖町往還通69

 明治40年に味噌蔵として建てられ、完成当時、石垣上の東西30余メートルの巨大な姿は城壁の観があり「大蔵」と名付けられました。梁(はり)には直径60センチにも達する太い材が使われています。平成3年12月1日から史料館として一般公開、明治時代半ばの味噌造りの様子が一目で分かるように人形7体を用いて大豆を蒸す作業、仕込み作業を表現しました。(史料館展示)

 また宮内省御用達関係の史料、300年以上昔に近隣の農家から田畑を買った証文や、南極観測に八丁味噌を提供した返礼として持ち帰られた南極の石などが展示されています。この蔵の西下の仏教寺院との間の道は「八丁蔵通り」と呼ばれ、昔の雰囲気を今に残しています。


味噌蔵外観
味噌蔵外観 味噌蔵外観
味噌蔵外観
現在も使用している味噌蔵。この蔵と、旧味噌蔵が見学コース(無料)です。


木桶 木桶修繕材料 木桶底面
木桶
圧巻は、なんといっても一度に1600貫(6t)もの味噌を仕込む巨大な木桶だ。
新しいもので昭和初期から、古いものは天保年間(1830〜44)から使い続けられている。
木桶は補修される。


味噌蔵内部
味噌蔵内部
水害備えて高さにゆとりをもたせた土台や、通気性をよくすることで、
麹をまぶした味噌玉をじっくり発酵させる小窓なども、大きな見どころである。


味噌桶 味噌桶 味噌桶 味噌桶
八丁味噌は、大豆6トン 石3トン 約2年寝かせたもの。
桶の上で山をなす重石は、矢作川の河原の転石。
これも八丁味噌にはなくてはならない重要な道具である。
職人が、地震があっても崩れないほどしっかり積めるようになるまで、5年はかかるという。