1903年(明治36年)~1951年(昭和26年)
福岡県出身(又は山口県)。小説家。
代表作「放浪記」「浮雲」「晩菊」「うず潮」など多数。
1930年(昭和5年)に出版した自伝的作品「放浪記」はベストセラーとなり映画化や舞台化されました。1948年(昭和23年)に「晩菊」で女流文学者賞を受賞。
生誕地とされる福岡県北九州市には、生誕地碑や林芙美子記念室があります。
また、2014年「林芙美子文学賞」が創設されました。
6年間程過ごした広島県尾道の「文学のこみち」には、林芙美子の文学碑が建立されています。作家の道を歩むきっかけを作った小学校の恩師・小林正雄の揮毫で「放浪記」の一節が刻まれています。
林芙美子は「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」という詩をとても好み、色紙等に書いています。
川端康成とは30年にも及ぶ深く長い交流が続き、林芙美子の葬儀では、葬儀委員長をつとめました。
当社史料室には、昭和時代にお客様の御用命により林芙美子の自宅宛に味噌をお送りした記録が残っています。自宅は東京都新宿区。
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