1877年(明治10年)~1940年(昭和15年)
山口県出身(又は東京都)。日本画家。本名松村茂(又は民三)
号は松僊(松僲)・櫻雨。
代表作は「大嘗祭悠紀斎田播種ノ図」「悠紀斎田記念画帖」
当社史料室には、大正時代に松僊から頂いた年賀状3点が残っております。
又、当社史料館では、1919年(大正8年)作成の「日吉丸と蜂須賀小六の出会いの図」の掛け軸を常設展示しております。
1915年(大正4年)大正天皇即位に際し、岡崎市中島町(旧碧海郡六ッ美村)が大嘗祭に供納する新米を作る悠紀斎田に選ばれました。「大嘗祭悠紀斎田播種ノ図」は愛知県知事の命を受け制作され、大正天皇の天覧に供されました。大嘗祭悠紀斎田が行われてから来年2015年(平成27年)で100周年を迎えます。
2013年(平成25年)に六ツ美歴史民俗資料室(岡崎市地域交流センター六ツ美分館悠紀の里内)がオープンしました。
「大嘗祭悠紀斎田」は岡崎市無形民俗文化財に指定され、毎年6月第1日曜日に「お田植えまつり」が開催されています。
明治時代から昭和中頃まで「日吉丸と蜂須賀小六の出会いの図」の図案を当社の宣伝用看板や商品パッケージとして使用しておりました。
現在はカクキューの売店限定パッケージ(復刻版)として使用しております。
「日吉丸と蜂須賀小六の出会いの図」
「日吉丸と蜂須賀小六の出会いの図」
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