<5代目 深田三太夫>
1844年(弘化元年)~1902年(明治35年)
愛知県岡崎市出身。岡崎政界・産業界の重鎮。岡崎市名誉市民。
深田家の先祖は元禄期の初め、大和郡山から岡崎市に移住し、農業を行うかたわら造り酒屋を営んできました。
5代目深田三太夫は先祖からの財力をバックに「深田合名綿糸布問屋」「岡崎貯金銀行」「丸石合資会社」を設立したほか、電灯やガス事業の創設、岡崎商業会議所の立ち上げに参画しました。また、岡崎町初代町長となり政治面でも活躍されました。
5代目深田三太夫の残した事業は6代目三太夫が継承して、さらに発展させました。
<深田正義氏>
丸石醸造株式会社の代表取締役社長・会長を歴任。「岡崎・長誉館」、「おかざき塾」の会長。
「江戸のふるさと岡崎」「山岡荘八著 徳川家康を読む」をはじめ多くの著書があります。
深田正義氏が20代頃に企画された、丸石醸造株式会社の日本酒「長誉」と当社の「八丁味噌」をセットした商品「長八」が1974年(昭和49年)に発売されました。当社史料館内に常設展示されていますので是非ご覧ください。
当社史料室には大正・昭和時代に深田三太夫や丸石醸造株式会社から当社に送られた年賀状や八丁味噌の注文ハガキが残されています。
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