1904年(明治37年)~1976年(昭和51年)
東京都出身。小説家。文化功労者。代表作「木石」「花の生涯」他。
誕生日がキリストの降誕日から「聖一」と名付けられました。
大学在学中に歌舞伎役者の河原崎長十郎らと劇団「心座」を結成し、自作の作品を上演して名を高めました。
1953年(昭和28年)に幕末の大老・井伊直弼を中心とした作品「花の生涯」がNHK大河ドラマの第一作としてテレビ放送され、歴史物を書く人気作家となりました。1999年(平成11年)には「新・忠臣蔵」を原作とした「元禄繚乱」がNHK大河ドラマで放送されました。
舟橋聖一は菊池寛・吉川英治・吉屋信子と共に文士馬主でも有名で、丹羽文雄とは自他共に認めるライバル関係でした。
幼い頃から相撲好きで知られ、横綱審議委員会の委員を創設時から死去まで務め、委員長にもなりました。相撲の歴史文化・戦前の角界についての著書「相撲記」があります。
当社史料室には、昭和時代にお客様からの御用命により舟橋聖一宛に味噌をお送りした記録が多数残っています。宛先は東京都新宿区。
菊池寛・吉川英治・吉屋信子・丹羽文雄について詳しくは、当社ホームページの「カクキューの八丁味噌を愛した著名人~
菊池寛・
吉川英治・
吉屋信子・
丹羽文雄~」をご覧ください。
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